ローソン、個人情報漏えいで停止したアプリ予約を10月19日に全面再開―利用にはアプリ更新が必要

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ローソン、個人情報漏えいで停止したアプリ予約を10月19日に全面再開―利用にはアプリ更新が必要

株式会社ローソンは2026年10月19日、第三者による不正アクセスを受けて停止していた「ローソンアプリ予約」のすべての機能を、同日から再開したと発表しました。10月7日から利用できなかった商品予約、予約履歴の確認、予約キャンセルが再び利用可能になっています。ローソンは必要なセキュリティ対策を実施し、安全に利用できる環境が整ったと説明しています。

今回の停止は、9月に発生した「ローソンID」および「ローソンアプリ予約」への不正アクセスを受けたものです。10月8日の公表では、ローソンIDで215万5,345件、アプリ予約で26件の個人情報漏えいが確認されています。サービスは再開しましたが、漏えいした情報が取り消されるわけではなく、利用者には引き続き不審なメールやSMS、電話への注意が呼びかけられています。

ローソンアプリ予約の再開と不正アクセスのサマリー

  • 2026年10月19日、ローソンは「ローソンアプリ予約」の全機能を再開したと発表しました。
  • 予約機能は不正アクセスへの対応として10月7日から停止していました。
  • 再開したのは「アプリからの商品予約」「予約履歴の確認」「予約のキャンセル」の3機能です。
  • 10月19日以降にローソンアプリを利用する場合、アプリのアップデートが必要です。
  • ローソンは必要なセキュリティ対策を実施し、再開可能な環境が整ったとしています。
  • 9月12~14日にローソンID、9月17日にローソンアプリ予約への不正アクセスが発生しました。
  • 10月8日公表の漏えい対象は、ローソンIDが215万5,345件、アプリ予約が26件です。
  • ローソンIDでは氏名・メールアドレスなど、アプリ予約では氏名・電話番号・クレジットカード番号の一部が漏えいしました。
  • ローソンは不審なアクセス元の遮断、対象者への通知、個人情報保護委員会への報告を実施しています。
項目 公表された内容
再開発表日 2026年10月19日
対象サービス ローソンアプリ予約
停止開始日 2026年10月7日
再開日 2026年10月19日
再開した機能 商品予約、予約履歴の確認、予約キャンセル
利用者側の対応 ローソンアプリのアップデートが必要
関連する不正アクセス ローソンID:9月12~14日/ローソンアプリ予約:9月17日
個人情報漏えいの公表規模 ローソンID:215万5,345件/ローソンアプリ予約:26件
会社側の説明 必要なセキュリティ対策を実施し、サービスを再開

10月7日から停止していた商品予約・履歴確認・キャンセルを再開

ローソンアプリ予約は、季節の催事商品などを公式アプリから事前に予約・決済できるサービスです。ローソンは10月7日、不正アクセスに伴う被害拡大防止のため、アプリからの商品予約に加え、予約履歴の確認と予約キャンセルを停止しました。

10月19日の公式発表では、これら3機能すべてについて利用再開を案内しています。10月8日の個人情報漏えいに関する発表ページにも、同日付で予約機能の再開とアプリ更新の必要性が追記されました。

今回の発表はアプリ予約機能の復旧を知らせるもので、情報漏えい件数の訂正や新たな被害件数の追加ではありません。

ローソンIDでは215万5,345件、アプリ予約では26件の情報漏えいを確認

ローソンが10月8日に公表した調査結果によると、10月7日の調査で9月の不正アクセスが判明しました。

ローソンIDでは、メールアドレスと氏名のほか、プレゼント応募などで登録していた場合の性別、電話番号、住所、メールマガジン取得情報が対象となっています。ローソンアプリ予約の26件では、氏名、電話番号、クレジットカード番号の一部が漏えいしました。

ローソンは、利用者本人に情報を表示するためのセキュリティ機構が第三者による不正アクセスを受け、情報が漏えいしたと説明しています。発表された数値はサービス別の対象件数であり、両者を単純に加算して重複のない被害人数を示すことはできません。なお、クレジットカード番号について公表されているのは「一部」であり、カード番号全桁やセキュリティコードの漏えいが確認されたとの説明ではありません。

インシデントの詳しい経緯や情報項目は、10月8日に公表されたローソンID・アプリ予約の個人情報漏えいに関する記事で整理しています。

サービス再開後も不審なメール・SMS・電話への警戒を呼びかけ

ローソンは10月8日の発表で、本件に起因すると考えられる不正利用や二次被害を確認していないと説明しています。一方、漏えいした氏名やメールアドレス、電話番号などが、ローソンを装った偽の案内や、利用者の個人情報を把握しているように見せかけるフィッシングに悪用されるおそれはあります。

利用者がアプリを再開する際は、スマートフォンの正規アプリストアから更新し、メールやSMSに記載されたリンクを経由してアプリ更新や支払い情報の入力を求める案内には注意が必要です。不審な連絡を受けた場合は、メッセージ内のURLではなく、公式アプリやローソンの公式サイトから情報を確認してください。

情報漏えいの対象者には、ローソンがメールで順次案内しています。公式発表で示されている送信元は「[email protected]」または「[email protected]」です。ただし、差出人として表示されるアドレスだけでメールの真正性を判断せず、不審な入力要求などがあれば公式窓口で確認することが安全です。

情報システム部門が確認したい復旧・再開時の判断

今回の事例では、情報漏えいの判明後に利用者向け機能を一時停止し、対策を実施したうえで段階を区切って再開しています。ローソンが具体的にどのプログラムや設定を修正したかは公表されていないため、特定の脆弱性や修正方法を推定することはできません。

企業が同様に会員アプリや予約サービスを再開する際は、機能別の停止・再開範囲、対策の検証、旧バージョンのアプリの取り扱い、利用者への周知を確認する必要があります。また、サービス復旧と漏えい済み情報への対応は別の課題です。復旧後も、不審なアクセスやなりすまし被害に関する監視・問い合わせ対応を継続する運用が考えられます。

出典