MIRARTHホールディングス、タカラレーベン「DLPS」会員約1万1,300件で個人情報漏えいの可能性 ブラストメール不正アクセス、アプリのログイン停止

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MIRARTHホールディングス、タカラレーベン「DLPS」会員約1万1,300件で個人情報漏えいの可能性 ブラストメール不正アクセス、アプリのログイン停止

MIRARTHホールディングス株式会社(東証プライム、証券コード8897)は2026年10月22日、グループ会社の株式会社タカラレーベンが運営するオーナーズクラブ「DLPS(ドロップス)」について、会員約1万1,300件の個人情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。対象となる情報は氏名、メールアドレス、住所です。

原因となったのは、DLPSのメール配信業務を受託するSolvvy株式会社が利用していた外部配信サービス「ブラストメール」への第三者による不正アクセスです。タカラレーベンの会員情報が実際に外部へ流出したかどうかは調査中で、同社はDLPSアプリのログインを停止しています。

MIRARTHホールディングス・DLPSの情報漏えい事案のサマリー

  • 公表日:2026年10月22日18時。MIRARTHホールディングスがグループ会社の影響を公表。
  • 対象サービス:タカラレーベンが運営するオーナーズクラブ「DLPS」。
  • 対象規模:DLPS会員約1万1,300件。実際に漏えいしたことが確定した件数ではありません。
  • 対象情報:氏名、メールアドレス、住所。
  • 決済関連情報:クレジットカード情報や暗証番号などは対象に含まれないと説明。
  • 関係する委託先:メール配信業務を受託するSolvvy株式会社と、同社が利用する「ブラストメール」。
  • 経緯:10月21日18時ごろ、Solvvyからブラストメールへの不正アクセスについて連絡を受領。
  • サービスの措置:DLPSアプリのログインを停止。
  • 今後の対応:情報漏えいの範囲を調査し、事実関係が判明した後、対象会員へ個別に案内する方針。
  • 利用者への注意:オーナーズクラブや関係者を名乗る不審メール・連絡への警戒を呼びかけ。
項目 公表内容
発表企業 MIRARTHホールディングス株式会社(8897)
影響を受けたグループ会社・サービス 株式会社タカラレーベン/オーナーズクラブ「DLPS」
外部委託先 Solvvy株式会社(メール配信業務)
不正アクセスを受けたサービス ブラストメール(提供元:株式会社ラクスライトクラウド)
影響がある可能性のある会員情報 約1万1,300件の氏名、メールアドレス、住所
情報漏えいの状況 可能性を公表。DLPS会員情報の実際の流出範囲は調査中
利用者向けサービス DLPSアプリのログインを停止
問い合わせ [email protected](Solvvy、平日9時~18時)

タカラレーベンから委託先を経由して発生した情報漏えいリスク

今回の公表では、DLPSを運営するタカラレーベンがメール配信をSolvvyへ委託し、Solvvyが配信基盤としてブラストメールを利用していたことが明らかになりました。

MIRARTHホールディングスは10月21日18時ごろにSolvvyから不正アクセスの連絡を受け、翌22日に会員情報への影響の可能性を公表しました。攻撃を受けたのは外部の配信サービスです。タカラレーベンやMIRARTHホールディングス自身のネットワークが侵害されたとする発表ではありません。

ブラストメールを提供するラクスライトクラウドの親会社、株式会社ラクスは10月21日の第2報で、攻撃者がAPI用サーバー2台へ侵入し、販売管理システムなどからデータを外部に持ち出したことを確認したと公表しています。全契約者の販売管理情報に加え、一部契約者のメール配信先リストも漏えいしたとしています。

ただし、ブラストメール全体の一部配信リストで流出が確認されたことと、DLPSの約1万1,300件がすべて流出したことは同義ではありません。DLPS固有の影響については、運営側の追加調査結果を待つ必要があります。

関連する運営元の侵害状況や他の利用組織への波及は、ブラストメール不正アクセスの影響先まとめで整理しています。

氏名・住所・メールアドレスの組み合わせに伴う危険性

対象情報には住所が含まれるため、メールアドレスだけの場合と比べて、受信者が実在の会員本人だと信じやすい、具体的な内容のなりすまし連絡に悪用されるおそれがあります。

例えば、DLPSの運営事務局やマンション関連の窓口を名乗り、「会員情報の再確認」「ログイン停止に伴う本人確認」「登録住所の更新」といった名目で偽サイトに誘導する行為が考えられます。物件管理や修繕、各種手続きの通知を装い、個人情報の追加入力や金銭の支払いを促す手口にも注意が必要です。

これらは氏名・住所・メールアドレスが第三者に渡った場合に想定される二次被害であり、今回の情報が実際に悪用されたことを示すものではありません。また、氏名・住所が含まれることだけで、購入した物件名や部屋番号まで流出したとは判断できません。

MIRARTHホールディングスは、DLPSや関係者を装う不審なメール・連絡を受け取った場合、本文のURLや添付ファイルを開かないよう注意を呼びかけています。会員は、ログイン再開案内や情報確認を求める連絡についても、受信メール内のリンクからではなく、公式の発表や正規窓口で確認することができます。

DLPSアプリのログインを停止、対象会員には調査後に個別案内

MIRARTHホールディングスは、DLPSアプリについてログイン停止措置を取っていると発表しました。これは公表時点で実施している安全確保のための対応であり、DLPSアプリ自体への不正アクセスが確認されたことを意味しません。

調査はブラストメールの提供元および関係者が進めており、影響範囲などの事実関係が判明した段階で対象会員に個別案内を行い、再発防止策を講じる方針です。

本件専用の問い合わせ先はSolvvy株式会社の [email protected] で、受付時間は平日9時から18時です。

委託先のメール配信サービスを利用する企業が確認したい事項

本件では、会員サービスの運営企業とは別に、メール配信業務の委託先と、その配信システムの提供会社が関係しています。企業が外部メール配信サービスの被害連絡を受けた場合、配信リストに格納している項目、会員データとの対応関係、登録件数、アクセス権を確認する必要があります。

情報システム部門だけでなく、会員向けサービスの運営担当者や広報部門も、サービスの停止状況と通知方法を共有し、偽の「ログイン再開」「本人確認」を見分けられるよう利用者への案内内容を統一することが考えられます。メール配信システムの侵害によって、サービス本体の会員向け連絡にも影響が及ぶ点は、委託先を含めたインシデント対応の確認事項です。

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