株式会社穴吹ハウジングサービスは、2026年2月3日に確認したランサムウェア攻撃について、3月9日付の第4報で、攻撃者により公開された情報の中に同社に関連するとみられる情報が掲載されていたことを受け、同社が保有していた個人情報を含む情報の一部が外部に漏えいした事実を確認したと公表しました。
なおランサムウェア グループQilinが犯行声明を発表しています。
被害の概要
公表によると、現時点で漏えいの可能性が否定できない個人情報は約49万6,000人分に上ります。主な情報項目は氏名や電話番号などで、対象者や保有状況によって含まれる項目は異なるとしています。一方で、クレジットカード情報、金融機関口座情報、マイナンバーは含まれていないことを確認したとしています。
個人情報以外でも、管理業務に関する書類の一部、業務委託に関する資料、社内で使用していた資料などの漏えいも確認しています。つまり今回の事案は、顧客や関係者の個人情報だけでなく、事業運営に関わる実務資料まで影響が及んでいる点が特徴です。
同社は、現時点で二次被害は確認していないとしつつも、なりすましメール、不審な電話、郵便物などが発生する可能性を否定できないとして注意を呼びかけています。
ランサムウェア グループQilinが犯行声明
添付画像のとおり、Qilinのダークウェブ上のリークサイトの画像では、ANABUKI KOSANの名称とともに、複数のサムネイル画像やファイル数、容量表示が確認できます。

画面上には、管理関連書類、図面、一覧表、申込書類とみられる資料に加え、本人確認書類とみられる画像も並んでおり、攻撃者側が不動産・管理業務に関わる多様な文書を保有しているかのように見せています。
セキュリティ対策Labで確認すると決算書類やパスポートを確認できましたが、個人情報のリストなどは確認できませんでした。








