アスクル株式会社は2026年1月21日、2025年10月19日に発生したランサムウェアによるサイバー攻撃に起因したシステム障害について、サービス復旧の進捗を公表しました(第17報)。同社は、ASKUL(アスクル)およびLOHACO(ロハコ)で停止・制限していた機能を段階的に戻し、提供体制の正常化を進めています。
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大阪DC・名古屋DCで物流システム出荷を再開、家具の注文受付も復活
ASKULサービスでは1月21日から、ASKUL大阪DCとASKUL名古屋DCにおいて、物流システムを使用した出荷を再開しました。あわせて同日18時からは、組立設置サービス付き家具の注文受付も再開し、同社は「本日以降、サービス停止前に提供していたすべての商品が購入可能になる」としています。
配送関連では、「配送日指定サービス」「時間帯指定配送サービス」「置き場所指定配送サービス」も再開します。地域によって指定可能日が異なるものの、一部地域を除き最短翌日から配達日を指定できるとしています。
LOHACO:全商品が注文再開、出荷も復旧し「全面復旧」
LOHACOについては、1月20日15時からサービス停止前に提供していた全商品で注文受付を再開し、1月21日からASKUL関東DCおよびASKUL関西DCから出荷を再開しました。同社はLOHACOが「全面復旧した」と説明しています。「お届け日時指定」や「置き場所指定」も再開し、最短翌日の配送が可能としています。
そのほかのサービス:パプリ、SOLOEL、外部カタログ連携は通常提供
周辺サービスでは、印刷サービス「パプリ」は通常提供中(ただし一部で納期遅れが発生)とし、SOLOEL(ソロエル)や「アスクル外部カタログ連携(直販モデル含む)」も通常サービスを提供しているとしています。
情報流出対応:該当者へ個別連絡、長期監視を継続
システム障害や情報流出への対応として、同社は2025年12月22日に「アスクルのサイバーセキュリティ」Webコンテンツを開設し、情報セキュリティに関する考え方や主要施策を説明しています。また、調査結果や対応の報告(第13報)を踏まえ、情報流出に該当する顧客や取引先には個別に連絡を実施済みとし、悪用リスクを前提に長期的な監視体制を継続し、必要に応じて追加対応を行う方針です。








