大阪公立大学で2026年10月2日未明、大規模なシステム障害が発生し、基盤システムや各種学内システム、ネットワークが利用できない状態となっています。
大学は10月2日の授業を終日休講とした後、障害が継続していることから、10月8日まで全授業を休講すると発表しました。履修登録の修正や総合教養科目の2次抽選なども延期されています。
10月3日時点で大学は障害の原因を「調査中」としており、サイバー攻撃や不正アクセスが原因だとは公表していません。
大阪公立大学のシステム障害のサマリー
- 2026年10月2日0時30分ごろから大規模なシステム障害が発生
- 基盤システム、各種学内システム、ネットワークが利用できない状態
- 10月2日から10月8日まで授業を終日休講
- 履修登録修正や総合教養科目の2次抽選を延期
- OMUメールが利用できないため、奨学金関連の一部手続きでは個人メールアドレスの利用を案内
- 復旧時期は明らかになっていない
- 医学部附属病院と獣医臨床センターのシステムには影響がないと報じられている
- 障害原因は調査中で、サイバー攻撃や不正アクセスによるものかは不明
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生日時 | 2026年10月2日0時30分ごろ |
| 対象 | 大阪公立大学 |
| 影響 | 基盤システム、各種学内システム、ネットワークが利用不能 |
| 休講期間 | 2026年10月2日~10月8日 |
| 学事への影響 | 履修登録修正、総合教養科目2次抽選などを延期 |
| 復旧状況 | 復旧時期は未定 |
| 原因 | 調査中 |
| サイバー攻撃との関係 | 現時点で公表なし |
10月2日0時30分ごろから基盤システムとネットワークが利用不能
大阪公立大学の障害情報によると、10月2日0時30分ごろから大規模障害が発生し、基盤システム、各種学内システム、ネットワークが利用できない状態となりました。
大学は当初、10月2日の授業を終日休講としていましたが、同日17時に障害が継続しているとして、休講期間を10月8日まで延長しました。
共同通信などの報道では、学内メールや教材共有、履修などに利用するシステムにも影響が出ているとされています。
履修登録や奨学金関連の手続きにも影響
システム障害は授業だけでなく、学生向けの各種手続きにも影響しています。
10月2日が締め切りだった履修登録の修正と、総合教養科目2次抽選の先着申請は延期されました。
また、大学のOMUメールが利用できないため、2026年度後期の経済支援制度を申請する学生に対し、障害期間中はGmailなどの個人メールアドレスを登録するよう案内しています。
森之宮キャンパスで予定されていた一部の申請書類受付日も変更されています。
医学部附属病院と獣医臨床センターには影響なし
関西テレビやABCテレビなどの報道によると、大阪公立大学医学部附属病院と獣医臨床センターのシステムには今回の障害による影響はなく、通常どおり運営されています。
大学全体の情報基盤には広範な影響が出ている一方、医療・診療系のシステムは切り分けられているとみられます。
原因は調査中、サイバー攻撃とは確認されていない
10月3日時点で、大阪公立大学は今回の大規模障害について原因を「調査中」としています。
現時点で、大学からサイバー攻撃、不正アクセス、ランサムウェア感染などを原因とする発表はありません。
大規模なシステム停止ではサイバー攻撃が原因となるケースもありますが、機器故障、ネットワーク障害、設定不備、ソフトウェア障害などでも同様の事象は発生します。原因が公表されるまでは、今回の障害をサイバー攻撃と断定しないことが適切です。
なお、大阪公立大学では今回とは別に、2026年9月からOMUメールの一部遅延など複数の障害情報が掲載されていますが、大学はこれらと今回の大規模障害との関連を公表していません。
情報システム部門が確認したいBCPと代替連絡手段
今回の障害では、学内ネットワークやメール、教務系システムが同時に利用できなくなり、授業の休講だけでなく履修登録や奨学金関連の手続きにも影響が広がりました。
基盤システムに依存する業務が多い組織では、障害時に通常のメールやポータルそのものが利用できなくなることを想定しておく必要があります。
情報システム部門では、次のような項目を確認できます。
- 基幹システム停止時の代替連絡手段
- 外部から参照できる緊急告知ページ
- ネットワーク障害時でも利用できる連絡経路
- 業務・授業を停止する判断基準
- 復旧優先順位と依存システムの整理
- 学生・教職員・取引先などへの情報提供手順
大阪公立大学も今回、通常の学内システムとは別の「OMUエントランス」で障害情報や休講情報を案内しています。








