繊維専門商社の牧村株式会社は、ランサムウェア事案に関する復旧対応が完了したと公表し、主要システムの安全性を確認したうえで通常運用を再開したと明らかにしました。なお、ランサムウェアグループNightSpireのダークウェブ上のリークサイトには、同社名を掲載したうえで内部データ、財務データ、顧客リストを保有しているとの主張が掲示され、500GBのデータを販売するとする文言も確認できます。
リリースの内容
牧村の公表では、調査と復旧作業の結果、主要システムの安全性が確認され、通常どおりの運用を再開しているとしています。
その一方で、感染の影響により一部データについては復旧が難しい箇所が残っていると説明しています。あわせて、セキュリティ監視体制の強化、バックアップ体制の見直しと強化、全従業員へのセキュリティ教育徹底を再発防止策として挙げています。
NightSpireの犯行声明サイトで確認できる内容
提示された犯行声明サイトの画面では、NightSpireを名乗るリークサイト上にMakimura Co., Ltdの名称が掲載され、日本企業として紹介されています。
説明文では、同社を繊維商社として位置づけたうえで、保有しているデータとして internal data、financial data、client list を列挙しています。

なお、ランサムウェアグループは自身の功績を大げさに吹聴する事があります。
これが実データの全量を示すものか、抜粋なのか、あるいは一部演出を含むのかは画像だけでは断定できませんので注意が必要です.
なお、このようにデータを暗号化するだけでなく、リークサイトで暴露や販売をちらつかせて企業を脅迫する手口は、近年のランサムウェア攻撃において常態化しています。[2025年のランサムウェア被害事例]でも、同様の「二重脅迫」による被害が多数確認されています。








