医療機器 大手 ストライカーへのサイバー攻撃は社内 Microsoft 環境へ影響、引き続き受注・出荷には障害

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医療機器 大手 ストライカーへのサイバー攻撃は社内 Microsoft 環境へ影響、引き続き受注・出荷には障害

米医療機器大手Stryker(ストライカー)は3月15日時点の顧客向け更新では、事案は社内のMicrosoft企業環境に限定されており、ランサムウェアではなく、同社システム上でマルウェアが展開された証拠も確認されていないと説明しています。一方で、電子的な受注システムの復旧には時間を要しており、当面は営業担当者経由の手動注文で対応するとしています。

概要

Strykerによると、サイバー攻撃が発生したのは2026年3月11日です。同社は直後から、影響は自社の内部Microsoft環境に限定されていると説明しており、接続型を含む医療機器やデジタル製品、救命関連製品は安全に使用できると繰り返し案内しています。

3月12日から15日にかけての更新では、Mako、LIFEPAK、Vocera、care.ai、SurgiCount、Triton、内視鏡関連製品などについても、顧客環境や独立したクラウド基盤上で動作しているため影響は受けていないとしています。

Reddit上では同社の従業員と思われる投稿がされており、企業システムとともに個人用デバイスのデータが消去されたことを投稿しまた、「eSIMへのアクセスを失った」 とある従業員が報告しています。

また複数の報道からも同社 従業員が個人のノートパソコンやスマートフォンを使って社内ネットワークにアクセスすることを認める「BYOD(Bring Your Own Device)」ポリシーを適用していた可能性が示唆されており、従業員端末だけでなく個人端末にも影響が発生している可能性があります。

※eSIMへのアクセスを失うと、通話が不可になります。

引き続き受注と出荷に影響

その一方で、業務面では受注処理、製造、出荷に支障が出ました。3月15日の更新では、電子受注システムの復旧を進めているものの、完全復旧までは営業担当者や販売代理店を通じた手動対応を継続するとしています。攻撃前に受け付けた注文は復旧にあわせて処理し、障害中の電子注文はシステム再開後に順次処理すると説明しています。

イラン系ハッキンググループが犯行声明

一方、Handala は Reuters が確認した Telegram 投稿で、ミナブの学校への攻撃への報復として自らの関与を主張し、破壊的攻撃の文脈で受け止められています。したがって現段階では、医療機器大手の企業IT障害がサプライチェーンに波及している事実は確認できる一方、Handala が示唆する 破壊的ワイパー攻撃 の全容はなお未確定です

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