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高知県宿毛市の社会福祉法人幡多希望の家 医療福祉センターを巡り、当時経理事務を担当していた44歳の元従業員が、法人預金約16万8850円を横領した疑いで4月7日に逮捕されました。報道によると、ブランド品の財布やキーケースの購入資金に充てた疑いがあり、法人内ではこれとは別に4700万円超の使途不明金も確認されているとされています。施設は社会福祉法人土佐希望の家が運営しています。
何が起きたか
今回逮捕されたのは、大月町の会社員、岡﨑由香里容疑者です。報道によると、容疑は2025年10月10日ごろ、当時勤務していた社会福祉法人の普通預金口座から現金16万8850円を横領したという業務上横領です。
テレビ高知などの報道では、岡﨑容疑者は法人の口座の金を使い、ブランド品の財布やキーケースを自身名義でインターネットバンキング入金し、購入したとみられています。法人から警察への相談は2025年10月23日に行われ、警察はネット通販サイトの購入履歴などを調べたうえで、2026年4月7日に逮捕したとされています。
今回立件されたのは約17万円の業務上横領容疑ですが、同じ法人内では4700万円超の使途不明金が別途確認されており、警察が余罪の有無を含めて捜査を続けていると報じられています。
内部統制の観点
今回の事案で重いのは、逮捕容疑そのものは約17万円でも、同じ法人内で4700万円超の使途不明金があると報じられている点です。これが同一人物によるものか、どこまで立件が広がるかは今後の捜査次第ですが、管理部門の観点では、経理担当者に資金移動と記録管理が集中していなかったか、日次や月次の照合が機能していたか、インターネットバンキングの権限分離がなされていたかが問われます。
特に福祉法人のように公的資金や利用者支援に直結する予算を扱う組織では、被害額以上に、発覚までの期間と発見の遅れが問題になります。今回も2025年10月の被害相談から逮捕まで半年近くを要しており、単発の不正送金だけでなく、継続的な異常検知の仕組みが機能していたかが今後の焦点になりそうです。。
出典
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投稿者:三村
セキュリティ製品を手がける上場企業にて、SOC(セキュリティオペレーションセンター)運営およびWebアプリケーション脆弱性診断の営業に8年間従事。その後、システムエンジニアへ転身し、MDMや人事系SaaSの開発に携わる。
8年の実務経験と開発者としての知見を活かし、「セキュリティ対策Lab」ではダークウェブ調査、セキュリティインシデントの分析、および高度なセキュリティ対策解説の執筆・編集を統括しています。
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