アニメ制作会社MAPPAの15周年イベント「MAPPA EXPO 15th Anniversary」の運営事務局は2026年10月17日、イベント公式サイトで利用しているWeb制作サービス「Studio」への不正アクセスに伴い、問い合わせフォームの送信情報が外部に流出した可能性があると公表しました。
対象となるのは、2026年6月19日から10月15日までに同サイトの「CONTACT」フォームへ入力された氏名、メールアドレス、問い合わせ内容です。対象人数・件数は調査中で、第三者が実際に情報を取得した事実や、情報の不正利用・二次被害は確認されていません。
運営事務局は、MAPPA公式サイトと「MAPPA ONLINE SHOP」への不正アクセスは確認されていないと説明しています。今回の公表は、MAPPA EXPO公式サイトの問い合わせ情報に関するものであり、イベント参加者全員やオンラインショップの会員情報が影響を受けたという発表ではありません。
MAPPA EXPOの情報漏えいの可能性に関するサマリー
- 公表日:2026年10月17日。
- 対象:MAPPA EXPO 15th Anniversary公式サイト(expo.mappa.co.jp)の「CONTACT」フォーム。
- フォームの対象期間:2026年6月19日~10月15日。
- 対象情報:氏名、メールアドレス、問い合わせ内容。
- 対象人数・件数:調査中。
- 実際のデータ取得:確認されていない。情報が取得されたものとみなして調査・対応を進める方針。
- 二次被害:公表時点では確認されていない。
- 関連サイト:MAPPA公式サイトおよびMAPPA ONLINE SHOPへの不正アクセスは確認されていない。
- 原因となった事案:外部サービス「Studio」のクラウド環境に対する不正アクセス。
- 今後の対応:影響範囲の確認を続け、必要に応じて対象者へ個別案内する予定。
| 項目 | 公表内容 |
|---|---|
| 公表元 | MAPPA EXPO 15th Anniversary運営事務局 |
| 公表日 | 2026年10月17日 |
| 影響が懸念されるサイト | MAPPA EXPO公式サイト |
| 対象期間 | 2026年6月19日~10月15日のフォーム送信 |
| 対象となる情報 | 氏名、メールアドレス、問い合わせ本文 |
| 対象件数 | 調査中 |
| 直接の侵害対象 | サイト運営に利用する外部クラウドサービス「Studio」 |
| 関連サイトの状況 | MAPPA公式サイト・MAPPA ONLINE SHOPへの不正アクセスは確認されていない |
6月19日から10月15日までの「CONTACT」送信内容が対象
運営事務局によると、10月16日にStudio株式会社から不正アクセスと情報流出の可能性について報告を受けました。MAPPA EXPO公式サイトでは問い合わせ情報をStudio上で管理していたため、過去にフォームを送信した人の情報が影響を受けた可能性があります。
問い合わせ本文も対象に含まれるため、氏名やメールアドレスだけでなく、フォームに入力した相談・質問などの内容も確認対象となります。一方、公式告知では、イベントのチケット購入履歴やMAPPA ONLINE SHOPの注文・決済情報が流出対象になったとは説明していません。
運営事務局は影響範囲と件数の確認を続けており、必要に応じて対象者への個別案内を行うとしています。追加情報はイベント公式サイトおよび公式SNSで公表する方針です。
原因はStudioのクラウド環境への不正アクセス
Studio株式会社は10月16日、同社クラウド環境で第三者による不正アクセスを確認したと公表しました。一部機能の脆弱性が悪用され、保存されていたデータを外部から取得できる状態になっていたと説明しています。
Studioが確認した不正アクセスの期間は9月30日から10月1日で、10月13日に事象を認知しました。10月14日までに脆弱性の修正とアクセス経路の遮断を完了しています。これはMAPPA EXPO自体に別の攻撃が行われたという意味ではなく、同サイトが利用していたサービスへの不正アクセスに伴う影響です。
Studioは10月18日更新の案内でも、外部からデータを取得できる状態があったとする一方、第三者が実際に対象データを取得したかどうかについては確認できていないと説明しています。同社は取得されたものとみなして利用者への案内を進めています。
この事案の影響は複数の利用企業・自治体にも及んでいます。詳しくはセキュリティ対策LabのStudio不正アクセスによる影響先まとめに掲載しています。
MAPPA EXPOに問い合わせた人が確認したいこと
対象期間内に「CONTACT」フォームを利用した人は、イベント公式サイトと公式SNSの案内を確認してください。運営事務局は本件に便乗し、同事務局やStudioを装った不審なメールが届く可能性について注意を呼びかけています。
特に「お問い合わせ内容の再確認」「個人情報の再登録」などを口実に届くメールには注意が必要です。メールに記載されたURLからログインや情報入力をするのではなく、公式サイトを直接開いて告知内容を確認する方法があります。今回の事案を利用したフィッシング被害が確認されたという意味ではありません。
今回、フォーム送信者にパスワードや決済情報の変更を一律に求める発表はありません。問い合わせ対象者について確認したい場合は、MAPPA EXPO 15th Anniversary運営事務局([email protected])が窓口と案内されています。




