コミックシーモアへの不正アクセスによるサイバー攻撃、第3報で侵入経路・攻撃手法を特定―システムログも閲覧・取得、再開日時は未定

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コミックシーモアへの不正アクセスによるサイバー攻撃、第3報で侵入経路・攻撃手法を特定―システムログも閲覧・取得、再開日時は未定

電子書籍ストア「コミックシーモア」を運営するNTTソルマーレ株式会社は2026年10月18日、会員情報の流出に関する第3報を公表しました。外部専門機関との調査で不正アクセスの侵入経路と攻撃手法を特定し、対処を実施したと説明しています。また、従来判明していた会員情報の流出に加え、一部のシステムログファイルも第三者に閲覧・取得されていたことが新たに分かりました。サービス再開日時は引き続き未定で、購入済み書籍のWeb閲覧機能から段階的に再開する方針です。

コミックシーモア不正アクセス第3報のサマリー

  • 公表日:2026年10月18日。運営会社はNTTソルマーレ株式会社。
  • 10月15日にサービスを停止し、16日に第三者による不正アクセスと一部会員情報の流出を確認。
  • 第3報では侵入経路と攻撃手法を特定し、再発・被害拡大の防止措置を実施したと説明。
  • 新たに、一部のシステムログファイルが第三者に閲覧・取得されたことが判明。
  • 流出が確認された会員情報はメールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、生年月日、性別、ニックネーム。対象件数は引き続き精査中。
  • クレジットカード情報は対象システムで保有しておらず、流出していない。購入履歴や「MY本棚」の流出・消失・欠損も確認されていない。
  • サービス再開日時は未定。安全性を確保したうえで、購入済み書籍のWeb閲覧から順次再開する準備を進める。
項目 10月18日付第3報の内容
運営会社 NTTソルマーレ株式会社
対象サービス コミックシーモア
新たな調査結果 侵入経路・攻撃手法を特定し対処を実施。一部システムログの閲覧・取得を確認
流出が確認された会員情報 メールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、生年月日、性別、ニックネーム
対象件数 精査中
サービス再開 日時未定。購入済み書籍のWeb閲覧から順次再開する方針

侵入経路と攻撃手法を特定、システムログの取得も判明

NTTソルマーレは第3報で、不正アクセスに用いられた侵入経路と攻撃手法を特定し、同様の攻撃や被害拡大を防ぐ措置を講じていると発表しました。ただし、具体的にどの経路や手法が悪用されたのかについては、今回の公表資料で明らかにしていません。

調査では、会員情報を管理するシステムから流出したデータだけでなく、一部のシステムログファイルが第三者に閲覧・取得されていたことも確認されました。同社は当該ログに会員情報が含まれているかを調べており、影響範囲の精査を続けています。ログファイルの取得が判明したことは第2報からの新たな進展ですが、ログに含まれる情報の種類や追加の対象件数が確定したという発表ではありません。

今回の事案では、10月15日午前11時35分に不正アクセスの遮断とサービス停止を実施。16日の第2報で会員情報の流出を確認し、18日の第3報で攻撃経路などの特定とログファイルへの影響が新たに公表された経緯があります。サービス停止の経緯は、コミックシーモアの緊急メンテナンスに関する既報でも報じています。

流出した会員情報は5項目、件数は引き続き精査中

現時点で流出が確認されている会員情報は、メールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、生年月日、性別、ニックネームの5項目です。ハッシュ化されたパスワードは、元の文字列をそのまま保存したものではありません。ただし、ハッシュ化されていることだけで悪用リスクがなくなるわけではなく、同じパスワードを他社サービスでも使用している場合には変更が推奨されています。

同社によると、クレジットカード情報は不正アクセスの対象となったシステムでは保有しておらず、今回の流出対象ではありません。また、購入履歴の流出や「MY本棚」のデータの流出・消失・欠損は、10月18日時点で確認されていません。

会員情報の流出対象件数は確定しておらず、影響を受けた利用者には確認が取れ次第、連絡する方針です。

サービス再開は購入済み書籍のWeb閲覧から順次、日時は未定

第3報では、サービス再開に向けて関係機関との調整と安全性の確認を進めていることも明らかになりました。NTTソルマーレは、安全性を確保できた段階で、購入済み書籍をWeb上で閲覧できる機能から順次再開できるよう準備しています。

一方、再開には追加の安全対策や関係機関との調整が必要としており、具体的な日時は示していません。電子書籍の新規購入、読み放題など各機能の再開順序や時期も、第3報では個別に示されていません。

利用者には他サービスのパスワード変更と不審な連絡への注意を要請

NTTソルマーレは、コミックシーモアと同一のメールアドレス・パスワードの組み合わせを他のWebサービスでも使用している場合、該当サービスのパスワードを変更するよう呼びかけています。流出したメールアドレスなどを悪用し、運営会社や関係者を装うフィッシングメールが届く可能性にも注意が必要です。

また、コミックシーモアのサービス再開時には、全会員にパスワードの再設定を求める予定です。再設定の具体的な案内は再開時に公表するとしているため、利用者は不審なメール内のリンクではなく、運営会社の公式案内を確認することが推奨されます。

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