
名古屋市市立西陵高等学校(西区)において、生徒の成績情報を保存したUSBメモリが紛失する事態が発生しました。学校側は警察への遺失物届を提出するとともに、該当する生徒や保護者に謝罪し、再発防止策を講じるとしています。
事案の概要
2月13日、教職員が学年末成績に関する会議に参加するため、学校貸与のセキュリティ機能付きUSBメモリに生徒の成績情報を保存しました。その後、メモリを本来の保管場所に戻さないまま、校外で部活動指導を行い、帰校後に帰宅。翌日2月14日にメモリの紛失に気づきました。
2月16日には校内や自宅を捜索したものの発見できず、警察署へ遺失物届を提出。その後、管理職へ報告し、2月19日に全教職員による校内・校外の再捜索が実施されましたが、USBメモリは見つかりませんでした。
USBメモリに含まれる情報
紛失したUSBメモリには、生徒延べ640名分の以下の情報が含まれていました。
- 氏名
- 学級名
- 出席番号
- 保健の定期考査の得点
- 体育の実技テストの得点
- 欠課時数