名古屋市 市立西陵高校でUSBメモリ紛失、640名分の個人情報流出の可能性

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名古屋市 市立西陵高校でUSBメモリ紛失、640名分の個人情報流出の可能性

名古屋市市立西陵高等学校(西区)において、生徒の成績情報を保存したUSBメモリが紛失する事態が発生しました。学校側は警察への遺失物届を提出するとともに、該当する生徒や保護者に謝罪し、再発防止策を講じるとしています。

事案の概要

2月13日、教職員が学年末成績に関する会議に参加するため、学校貸与のセキュリティ機能付きUSBメモリに生徒の成績情報を保存しました。その後、メモリを本来の保管場所に戻さないまま、校外で部活動指導を行い、帰校後に帰宅。翌日2月14日にメモリの紛失に気づきました。

2月16日には校内や自宅を捜索したものの発見できず、警察署へ遺失物届を提出。その後、管理職へ報告し、2月19日に全教職員による校内・校外の再捜索が実施されましたが、USBメモリは見つかりませんでした。

USBメモリに含まれる情報

紛失したUSBメモリには、生徒延べ640名分の以下の情報が含まれていました。

  • 氏名
  • 学級名
  • 出席番号
  • 保健の定期考査の得点
  • 体育の実技テストの得点
  • 欠課時数