佐賀県 佐賀市「さがんメール」、登録者3万9,657人の個人情報漏えいのおそれ―アルカディアへの不正アクセスで配信停止

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佐賀県 佐賀市「さがんメール」、登録者3万9,657人の個人情報漏えいのおそれ―アルカディアへの不正アクセスで配信停止

佐賀市が運用する登録制防災・防犯情報メール「さがんメール」で、利用者の氏名とメールアドレスが漏えいした可能性があることが2026年10月13日に明らかになりました。運用会社の株式会社アルカディアが不正アクセスを受けたことに伴うもので、KBC九州朝日放送によると、9月末時点の登録者は3万9,657人です。市は13日17時に配信を停止しました。

3万9,657人はサービス登録者数であり、情報が実際に窃取された人数ではありません。 アルカディアは複数の自治体向け配信基盤について影響を調査しています。

佐賀市「さがんメール」不正アクセスのサマリー

  • 公表・報道日:2026年10月13日
  • 影響を受けたサービス:佐賀市「さがんメール」
  • システム運用会社:株式会社アルカディア
  • 登録者数:2026年9月末時点で3万9,657人
  • 漏えいの可能性がある情報:登録者の氏名、メールアドレス
  • 市の対応:10月13日17時からメール配信を停止
  • 不正アクセスの検知:運用会社が10月11日16時30分に不審な挙動を確認
  • 確定状況:登録情報の外部流出件数は調査段階。10月13日のKBC取材時点で被害報告はないと説明
項目 内容
対象自治体 佐賀県佐賀市
サービス さがんメール(登録制災害情報メール)
登録規模 39,657人(2026年9月末現在、KBC報道)
懸念される情報 氏名、メールアドレス
サービスへの影響 2026年10月13日17時から配信停止
発端 運用会社アルカディアの不正アクセス

登録者約4万人の防災メールを停止

「さがんメール」は佐賀市が気象警報や災害・防犯などの情報を登録者に届けるメールサービスです。佐賀市の公式案内では、受信には利用者の登録が必要とされています。システム運用会社の不正アクセスが判明したため、市は配信を停止しました。

KBCは佐賀市への取材に基づき、漏えいの可能性がある項目を登録者の氏名とメールアドレスと報じました。また、同局の10月13日18時35分付記事によると、同時点で具体的な被害の報告は市に寄せられていませんでした。一方、佐賀市は不審メールを受け取っても開封しないよう注意を促しています。

アルカディア全体ではメールアドレス最大313万6,000件を調査

アルカディアは2026年10月11日16時30分に不審な挙動を検知し、12日3時ごろに侵入経路を塞ぐ応急措置を講じたとしています。10月13日に第三者による不正アクセスと個人情報漏えいの可能性を発表しました。同社の調査対象はraiden.ktaiwork.jp、raiden2.ktaiwork.jp、raiden3.ktaiwork.jp、raiden2.speecan.jp、s.ktaiwork.jp、s2.ktaiwork.jpの6環境です。

同社の10月13日18時47分更新による推定最大件数はメールアドレス約313万6,000件、電話番号約10万5,000件、FAX番号約1万5,000件です。配信履歴の本文も漏えいした可能性がある情報として挙げています。これらは事業者全体の推定値であり、個別自治体の登録件数を追加して合算するものではありません。

同社が一部環境の緊急停止を公表していることと、佐賀市が独自の判断で「さがんメール」の配信を停止したことは区別する必要があります。佐賀県内では唐津市も同社のサービスへの不正アクセスを公表し、新規登録を停止しました。佐賀市と唐津市の登録者数は別々のサービスの規模であり、重複のない流出人数として加算できません。

利用者と自治体担当者が確認したいこと

登録済みのメールアドレスに、市役所や防災情報サービスを装って登録情報の再入力を求めるメールが届いた場合、メール本文のURLから個人情報を送信しないでください。市の公式ホームページや公式SNSなど、自分で確認した情報経路で配信状況を確認する対応が必要です。

情報システム担当部門では、配信停止中の災害情報の代替手段、委託先からの調査報告を受ける窓口、登録者に通知する情報の範囲、メール配信履歴や職員連絡先の影響有無を整理してください。

他自治体への波及やサービス環境別の調査状況は、アルカディア「SpeeCAN RAIDEN」への不正アクセスと影響自治体のまとめに整理しています。

出典